「断熱」から「遮熱」の時代へ。
生活、業務、様々なシーンで感動的な改善をもたらします。
当社は超薄型遮熱材「リフレクティックス」の施工企業です。
持続性、施工性、安全性、環境性など様々な面で従来の断熱材よりも優れた性能を有するリフレクティックス。
お住まいだけでなく、工場、倉庫、畜舎、各種商業施設など様々なシーンでの環境改善、省エネに貢献します。
当社はリフレクティックスの施工・管理に必要な遮熱施工管理士免許を取得しています。
熟練した職人による高い技術力と、最新の遮熱技術を掛け合わせることで、当社ならではのサービスを提供します。
従来の断熱材の課題
従来の主な断熱材としてはグラスウール・発泡系材料などが挙げられます。原理として「空気を含んだ断熱材が熱を吸収し、室内へ熱が伝わるスピードを遅くする」ことで室温の上昇を防ぎます。断熱材を厚くすればするほど熱伝導率は低下するため、建築上許容できる範囲で最大限の厚さを目指すことで効果を上げてきました。しかし、既存の断熱材の特徴として、熱吸収率は時間の経過により低下すると同時に、一度吸収した断熱材料内の熱は、外部熱が低下しても容易に温度が下がらないという欠点があります。また、熱を遮断するわけでないので少なからず熱は侵入しますし、中の空気が時間とともに減っていくため、持続性については課題が残る素材と言えます。
リフレクティックスの仕組み
リフレクティックスの特徴は「断熱ではなく、遮熱であること」です。原理としては、断熱材が「熱を吸収することで伝わるスピードを遅くする」のに対し、リフレクティックスは「熱を反射させて跳ね返す」ことで室温の上昇を防ぎます。要するに、熱を溜め込まないため、時間経過による熱の侵入が最小限に抑えられるのです。リフレクティックスの構造は、両面の高純度アルミ箔(純度99.99%)に、2枚のバブルポリエチレンシートと3枚のポリエチレンシートが内蔵された厚さ8mmの単純構造体です。計7層の構造を支えるために接着剤ではなく、先端的なプラズマ溶着式を採用しています。接着剤からの劣化や剥離を防ぎ、高耐久性を追求しています。劣化原因となる紫外線も99%反射するため、100年経っても再利用可能な商品です。
4つの強み
リフレクティックスには以下の4つのシーンにおいて優れた効果を発揮します。
「暑さ対策」「寒さ対策」「結露対策」「省エネ対策」
ここでは4つの強みについて、それぞれの効果と活用例を紹介していきます。
暑さ対策 〜特徴〜
熱の伝わる仕組みは、空気が運ぶ「対流熱」、物体を伝わる「伝導熱」、電磁波が運ぶ「輻射熱」があります。これを熱移動の3原則と呼びます。ペンシルベニア州立大学の報告では、建物に対しての熱移動のおよそ65%から80%は赤外線由来の「輻射熱」によるものと述べています。それにも関わらず、従来の断熱材が最も苦手としているのが「輻射熱」です。リフレクティックスは熱移動の中で多くの割合を占める輻射を99%遮断し、対流と伝導は所定の工法によって、熱移動の3原則を複合的に対策し、本来の意味で熱の移動を防ぎ、夏でも涼しい室内環境を実現します。
暑さ対策 〜活用例〜
近年のコロナ禍による事業形態の変化に伴いネット通販事業を開始された事業所様が多くあります。食料品など温度管理が重要となる商品の保管場所に導入することで、安定した品質維持が実現しやすくなります。もちろん、その場でお仕事をされる従業員の方々の熱中症対策など就労環境の改善にも有効です。
また、畜産業において、暑さによる動物へのストレスは大きな悩みの一つです。リフレクティックスにより畜舎内の環境を改善することで、餌の食いつきが良くなり、体調・体重の良化が期待できます。乳牛の場合は牛乳の生産量の増加、鶏の場合は産卵の上昇や卵殻の強度向上などが実例として挙げられます。
寒さ対策 〜特徴〜
熱は高温側から低温側へ伝わっていき、両者の温度が等しくなるまで移動を続ける性質があります。夏でも冬でも原理は同じです。夏の場合は「暑い屋外の熱が涼しい室内へ移動」、冬の場合は「暖かい室内の温度が寒い屋外へ移動」、となるわけです。原理が同じであるため、リフレクティックスの熱移動を防ぐ性能は寒さ対策にも有効です。外の冷気をシャットアウトすると同時に暖房で得た熱を室内に留めることにより、僅かなエネルギーで“冬、暖かい”を実現します。
寒さ対策 〜活用例〜
町の集会場や教会など人が集まる広い施設は、暖房設備の効果が十分に行き渡りにくく冬の寒さをとくに感じやすい環境と言えます。また暖かい空気は上に昇っていくので、「足元は寒く、頭の方はのぼせて感じる」状態になりがちです。リフレクティックスと床暖房の組み合わせで、部屋全体を均一に暖かく保つことができるようになります。また、強く暖房をかけにくい体育館などの運動施設でも冬の寒さを和らげる効果が期待できます。
結露対策 〜特徴〜
結露の問題は「カビ」の問題に直結します。空気中には目に見えない水蒸気が含まれていて、空気の温度が高い時ほど多く水蒸気を含みます。それぞれの温度で最大限含むことができる水蒸気の量を「飽和水蒸気量」といいます。暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされると「飽和水蒸気量」が下がるため、飽和水蒸気量を超えた分の水蒸気が結露として現れます。リフレクティックスは、「水蒸気の流入を防ぐ」、「建物内外の温度差を絶縁する」、この2つの機能により、結露が起こりにくくなり、カビの発生を防ぎます。
結露対策 〜活用例〜
結露対策として一番にお勧めしたいのは、冷蔵・冷凍商品を扱う倉庫やショーケース、そして輸送車に対しての施工です。ほとんどの事業者様が小まめにケアされていらっしゃいますが、膨大な労力と時間が必要となるうえ、カビの完全排除は現実的にかなり難しいと思います。除湿設備による予防も有効ですが、そのための電気代などランニングコストも軽視できません。リフレクティックスは、空気と壁の温度差を少なくすることによって、結露・カビの発生を防ぎます。同様に住宅のお風呂場における結露・カビ対策にも大きな効果が期待できます。
省エネ対策 〜特徴〜
上に挙げた「暑さ対策」「寒さ対策」「結露対策」は全て省エネ対策にも結びつきます。冷房費、暖房費、除湿費、あらゆる空調設備においてコストパフォーマンスの向上が期待できます。また、コストだけでなく省エネ・節電・CO2削減にもつながるため、環境に優しいお家、事業所の実現が可能です。
省エネ対策 〜活用例〜
シイタケなどの栽培ハウスでは、年間通しての温度管理が良質な商品を生産するためには必要不可欠です。一年中稼働し続ける空調設備のコストにお悩みの事業者様は非常に多くいらっしゃいます。リフレクティックスの導入で、年間の空調コストを大幅に削減することが可能です。また、工場機械にとって冬場の寒さは機械の立ち上がりを遅らせる大きな要因となります。リフレクティックスにより室温を安定させることで、光熱費だけでなく、機械自体のランニングコストや生産性の向上にも効果が期待できます。
施工のメリット
リフレクティックスには施工においても従来の断熱材よりも優れた点が多くあります。
その中から代表的な3つのメリットを紹介します。
施工性のメリット
リフレクティックスは建物への設置が非常に簡単な取り付け作業で実現できます。ファイバーグラスなどの取り付けに必要な様々な部材費や労力、時間を含めて比較すると、トータルコストとしてリフレクティックスに軍配が上がることも少なくありません。もちろん、施工後の光熱費などのコストパフォーマンスも考慮すれば、さらに魅力は高まります。
安全性のメリット
不燃性のリフレクティックスは高い耐火性を誇ります。より高い数値を持つものも市場には存在しますが、一般的断熱材の発泡ボードのように火災時にくすぶったり、毒性のあるシアンがすを排出することはありません。また、健康面への悪影響もなく、一部の断熱材のように害獣・害虫が好む材料も含みません。
環境性のメリット
リフレクティックスは施工後の廃材がほとんど出ません。従って、産業廃棄物の処理に必要な多額の費用を心配することもありません。また、リサイクル性の高さもリフレクティックスの魅力の一つです。半永久的な耐久性能がありますので、将来リフォームなどにより、使用済みリフレクティックスを再度使用することが可能です。