屋根工事は大手と地元企業のどちらに頼むべき?それぞれのメリット・デメリットを公平にジャッジ。

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屋根工事を依頼する際に、大手の屋根工事業者に依頼するか、地元密着の中小規模の屋根工事業者に依頼するか迷う方は多いと思います。当社はいわゆる地元の中小規模業者ではありますが、一度フラットな目線で大手・中小それぞれの業者におけるメリット・デメリットを紹介していきます。

大手の屋根工事業者に依頼する場合

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本記事における大手の屋根工事業者とは、全国またはある程度の広範囲を営業エリアとし、支店や営業所を設けて、営業や現場監督などを分業して担当している会社のイメージです。大手ハウスメーカーや系列のリフォーム会社などがこれに該当します。

ただし株式を上場しているとか社員数が何人以上なら大手である、といった明確な基準はありません。

メリット

実績が多い

大手の屋根業者に依頼するメリットとして、豊富な実績が挙げられます。

大手は、広範囲のエリアで多数の従業員によって多数の案件をこなします。また、社歴が長いことも多いので、自然と施工実績は多くなります。実績が多いということは、それだけ多くの消費者に依頼され施工してきたということに他なりません。多数の施工を経験していれば、屋根についての知識と経験が豊富なので、さまざまなケースにも対応できる可能性が上がります。あまり事例がない特殊な工事内容でも、大手の屋根工事業者なら対応できることもあります。

また、施工実績が多いということは、何らかのトラブルが発生した時、クレームなどの際も、経験的に適切な対応がとれることが期待できます。

信頼性が高い

大手の会社はひとつの支店や営業所が赤字でも全体でカバーできれば会社は存続できます。また、ハウスメーカーや大手リフォーム会社は、さらに大規模な親会社が付いていることもあり、倒産や後継者不足などで廃業するという可能性は低いと言えます。会社の看板にキズをつけられないという使命感もあり、丁寧な対応ができるよう企業努力や社員教育を十分に行っているところも多いでしょう。

見積もりの内容や金額についても、同じ会社の社員で単価や作成方法に差が出ないよう、研修などを実施しますので、極端に相場から外れた高すぎる金額や安すぎる金額を見積もることはないはずです。見積書もベーシックなフォーマットが決まっていて、逸脱できないようになっています。

さらに社内にチェック体制があり、見積書をはじめ各書類を複数の上司がチェックしてから顧客に出すことが多いため、ミスが多い書類やいい加減な書類や資料はまずないといえます。

保証面も多くの実績を裏付けにした適切な内容や期間に設定されていることが多いので、信頼できる工事業者を選ぶ自信がない、面倒だという人なら、大手の屋根工事業者を1社候補の業者に入れて見積もりを依頼することをおススメします。

デメリット

費用が高くなる

大手の屋根工事業者では、デメリットとして費用が高くなることが挙げられます。大手の屋根工事業者に依頼した時に費用が高くなる傾向があるのには複数の要因があります。

ひとつは、利益率の高さです。大手の屋根業者では、地元の屋根業者と比べて利益を多く確保する傾向があります。なぜ利益を多く確保するかというと、大手の屋根業者では社員も多く、事務系など間接社員や部署もあり、事業所を運営していく経費が中小規模の屋根業者に比べて多くかかります。そのため安定した受注すなわち契約と売上が必要になり、案件を集めるための広告宣伝費用も多くかける必要があります。営業担当社員の営業活動にも経費がかかり、さらに現場監督には別途で経費がかかるため、1件の工事にかかる経費・人件費が割高になります。中には本部運営費として売り上げの何パーセントかを本社に納めることもあり、このような様々な経費を確保するために利益率を高めに設定せざるを得ないのです。

また、実際の現場での作業を下請けの業者さんに発注することが多く、その場合は下請け業者さんの見積もりに利益を乗せて大手自身の見積もりを作ることになります。下請け業者さんからさらに別な業者さんに仕事が回る、いわゆる2次・3次下請けになることもあり、そのたびに元請け側の利益が乗ってくるため費用が膨れ上がっていきます。場合によっては、工事をする現場の近くに下請け業者さんがいない場合もあり、遠方の下請け業者さんに発注すると、毎回移動か出張宿泊のための費用が発生することになります。

このように、直接的な工事費以外の必要経費の割合が大きくなることがあるのです。

対応が遅れることがある

分業が多い大手の屋根業者では、調査・見積もり段階から施工に至るまで、工事にかかわる人数や会社が多くなります。メリットのところで説明した通り、会社自体は実績が多く知識も経験も豊富ですが、ひとりひとりの社員・担当者をみた場合は必ずしもそうだとはいえません。

たとえば契約前後の段階で施工に関わる疑問点・質問を営業スタッフである担当者に伝えても、工事のことや施工のことが分からないケースがあり、「現場監督や上司に確認します。」というように回答保留になることがあります。

また、工事がスタートした後は現場に来るメインが現場監督に変わるため、以前に確認しておいたことが伝わっていないとか、営業担当者や現場監督には伝わっていたことでも下請けの業者には伝わっていない、といった伝達ミスを要因としたトラブルが起こりやすくなります。営業担当者は、会社によって程度の差はあれ常に契約を取ってくるという目標を背負う、いわゆる営業ノルマがあります。そのため契約後は次の契約をとるために他のお客さんへ意識が向きがちになります。

さらに、大手の屋根工事業者では転属・転勤や退職などで人の入れ替わりも多く発生します。当然後任の担当者はいますし、ある程度の引き継ぎはしていますが、やはり細かいニュアンスまでは伝えきれるものではありませんし、依頼主と前担当者との信頼関係が出来ているほど物足りなさを感じてしまうことはよくあるケースです。

緊急時の対応にも不安があります。雨漏りなどの重大トラブルが発生した際、応急処置などの対応には営業担当者から現場監督へ、さらにそこから下請け業者さんへ、さらなる下請け業者や職人さんへ、といった具合に連絡の取り次ぎが多く、どこかで連絡が取れないとそこで止まってしまいます。連絡が取れたとしても下請け業者さんが他の仕事ですぐには動けないといったこともよくあります。大手の屋根工事業者にとっては優先順位が高い対応が必要でも、下請け業者さんにとってはもっと優先度が高い案件があります。また、トラブル発生時などの難しい対応では、担当者レベルでは知識・経験不足のため上司に相談をする、上司にも判断できずに上層部に問い合わせる、といった形で時間がかかることがあります。

地元の屋根工事業者に依頼する場合

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地元の屋根工事業者とは、営業エリアを限定して地域密着で活動している業者です。社員数は少なく、ひとりの担当者が調査・見積もりから現場施工の管理まで一貫して付くことが多いです。

メリット

費用が安くなる

地元の屋根業者は、大手の屋根工事業者と比べて同じ工事内容でも費用が安くなる傾向があります。

経費面では、地元の屋根業者は地域密着タイプの会社として営業しているところが多いため、大手ほど広告宣伝費がかかりません。さらに、調査・見積もりから施工まで含めて自社で完結できることもあり、下請け業者さんに発注する範囲が限られるため、中間マージン的な費用は少なくなりがちです。事務系など間接的な社員も少ないため、確保したい利益率も大手の屋根工事業者と比べて低く設定できます。

また、地元の屋根業者の拠点と工事をする現場との距離なども近いことが多く、移動費などの必要経費も安く抑えられます。

対応がスピーディー

地元の屋根業者は、エリアを絞って活動しているため、距離が近く対応がスピーディーにできることが多いです。とくに雨漏りなどのトラブル発生時は対応の早さが重要になります。

見積もりから契約、施工までを一貫して同じスタッフが担当しますので、連絡が取りやすく、意思疎通がスムーズにできます。よほど無茶な案件数を受注している業者でない限り、スタッフも目の前の工事に集中しやすい体制と言えます。よくある、「言った・言わない」トラブルが起こりにくく、現場密着タイプの仕事ができます。

会社の規模は大きくないといっても、スタッフが少ないということは個々のスタッフの能力が高く、全体の流れを把握できているということです。質問や疑問点にもレスポンス良く明快に回答してくれます。また、社員スタッフと現場の職人さんとの距離が近いため、連絡が迅速に取り合えることで、急な仕様変更依頼なども対応しやすいと言えます。

エリア特性に強い

地元の屋根業者は、営業しているエリアに密着しているだけでなく、その土地の出身者が多いため、気候風土や歴史にも知識・経験が豊富です。

たとえば雪が多いエリアでの施工のポイントであるとか、海に近いエリアでのポイント、など。屋根はその土地の気候的条件に大きくかかわってきますので、全国一律というわけにはいきません。台風が多いエリアや、湿度の変化などによっても対応が必要なことがあります。実際にあった例として、鉄道の線路わきの立地にある屋根が鉄粉の被害を受けるというケースは、地元業者でないと気づきにくいポイントと言えます。

デメリット

保証やアフターメンテナンスを確認する

地元の屋根業者で心配なことのひとつに、保証内容やアフターメンテナンスがあります。業者さんによって保証内容にばらつきがあることが多く、工事費用が安かったけれどアフターメンテナンスがないというケースもあります。口頭で「保証しますし、アフターメンテナンスも対応しますよ。」と言っても、いざとなるとのらりくらり、なかなか対応してくれない、というのはよく聞くパターンです。

確認したいのは、責任施工マニュアルを整備し、資格講習を行い、修了者のみ制度が適用される認定業者である「責任施工保証制度」が交付されているか、です。施工した箇所によって保証期間は変わりますが、最長何年の保証ができるのか、という施工保証と、保証書の発行を確認することです。もちろん当社は責任施工保証制度の認定業者です。

また、地元の屋根業者の場合、地域密着で営業しているため近隣などでの施工例がある場合が多いので、アフターメンテナンスがどうなっているかを施工したお宅に直接聞く機会もあります。

当社の保証制度に関してはこちら

優良業者かどうかの判断

地元の屋根業者に依頼する場合、優良な業者かどうかを判断することが必要になります。大手の屋根工事業者であれば、「有名だから」「長くやっているから」「実績が多いから」といった分かりやすいポイントがありますが、地元の屋根業者の場合は名前だけでは判断が難しいことが多いです。稀であるとはいえ、地元の屋根業者の中に悪質な業者がいないとはいえませんので、信頼できる業者さんかどうかをしっかり見極める必要があります。

次項で、地元の屋根業者のなかで優良な業者の見つけ方を解説していきます。

地元の優良業者の見つけ方

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相見積もりをとる

相見積もりとは、同じ工事で複数の業者から見積もりを取ることです。なるべく大手の屋根工事業者と地元の屋根業者の両方から取るようにしましょう。そうすることで、比較検討することができます。もし極端に金額に差があれば、どちらかが費用相場より高い可能性があります。

とはいえ、高い理由、逆に安い理由を問い合わせて納得できれば高い方がより良いということもありえます。単に金額だけで決めるのではなく、金額の根拠などを問い合わせていくやりとりの中で、誠実で丁寧な回答をしてくれるか、ごまかしたような対応をしてくるか、判断がしやすくなります。

ただし、あまりに多数の業者に見積もりを依頼しすぎてしまうと情報が多すぎてまとめきれなくなりますので注意が必要です。最終的に工事を依頼するのは1社だけですので、多すぎればそのぶん断るのも大変になります。2社から3社程度が適度な数と言えるでしょう。

見積もりの内容をチェックする

まずは打合せ通りの内容になっているかを確かめなくてはいけません。工法、屋根材、工期などのメインになる項目に間違いがないか、確認します。

見積金額に何が含まれていて何が含まれていないかの確認も必要です。たとえば、工事の作業にかかる電気や水道、作業員のトイレはどうするのか(借りたいのか、仮設トイレを設置するのか、など)。工事用車両の駐車に月極めやコインパーキングなどの料金がかかるケースなどは、それらの費用が含まれていなければ別途清算が必要になります。そのような場合は見積書のなかに「但し書き」「注意書き」のような形で表記してあります。

見積書の内容は直接的な屋根の工事だけでなく、それに伴って必要になる項目が記載されていなくてはいけません。

仮に葺き替えの工事であれば、工程の順番に沿って、

①主に仮設足場の費用が記載される「仮設工事」

②既存の屋根材を解体・撤去・運搬・処分する「解体工事」

③下地の補強や交換する「下地工事」

④・・・

といったように、工事の種類を分けて表示されていなくては比較することができなくなります。

また、屋根の工事に使用する屋根材のメーカー、商品名、仕様・グレードなどが記載されているかチェックしましょう。塗料の場合も同様です。「陶器瓦」とか「ガルバリウム鋼板」とだけ記載されていてもさまざまな種類があります。記載がなかったり、あっても不十分だったりすると、正確な比較検討ができません。口頭で打ち合わせていたものやイメージしていたものより安価な商品やグレードの材料を使うことが考えられますし、金額の比較も正確にできなくなります。親切で信頼できる屋根業者はメーカー、商品名、仕様グレードなどを必ず記載しています。メインとなる項目が「一式」といった表記になっていないかもチェックしましょう。一式で表記せざるをえない項目もありますが、あまりにも一式が多ければどんぶり勘定で費用の根拠がわからず、ごまかしていることもあります。

材料や商品名と共に記載されているかをチェックしたいのが数量です。具体的には面積や長さです。屋根の面積はもちろん、棟の長さ、軒先の長さ、鬼瓦を付ける場合は個数やサイズによっても金額が変わります。細かい仕様は見積もり段階では決まっていない項目もあるでしょうが、金額が出ている以上は想定している寸法や仕様があります。屋根業者は現地調査で面積を含む各部位の実測を行っていますが、あまりにも面積や数量に差があるようでは単価が同じでも総額は大きく変わってきます。そのような差が出る場合はどちらかの業者が不慣れなのかミスなのか故意なのか、何らかの理由で間違えている可能性があります。

面積が記載されていない場合は金額の根拠が曖昧になり、あとになって「想定していたより大きかった。」などの理由で追加予算を請求するという悪質な業者もあります。面積を確認し記載してもらうか、記載していない業者はその時点でお断りしてもいいくらいです。面積以外にも各数量については可能な限り記載されている方が正確な実測調査をしている可能性が高いと判断できます。

見積もりの内容についても、説明についても、お客様にとってわかりやすくなっているかも判断ポイントになります。

実績・施工事例を公開しているかチェックする

地元の屋根業者はエリアもスタッフも限られています。そのため大手の屋根工事業者と比べると実績や施工事例はけっして多いとは言えません。それでもしっかりと実績・施工事例としてホームページやカタログなどで公開できているかどうかを確認しましょう。

文字だけで説明するのではなく、現場の画像も載せられていなくてはいけません。できれば工事前と工事後、ビフォーアフターのようなイメージで確認できるのが理想です。地元の屋根業者の場合は実績や施工事例の数・多さではなく、内容を確認したいところです。

地元の屋根業者はネット上でのコメントや評価は見つかりにくい傾向があり、あまりに少ない口コミ数だと信ぴょう性も高いとは言いにくいものがあります。しかし限られたエリアで活動しているため、いい評判も悪い評判もリアルにおける口コミはネット以上に広がりやすく、1件の工事が会社の評判を左右しやすいため、より神経を使って施工に取り組んでいる傾向があります。あえて極端な言い回しをしますが、大手の屋根工事業者にとっては数ある工事案件のひとつでも、地元の屋根業者にとってはかけがえのない1件であり、1件の重みが違ってきます。

専門分野を確認する

地元の屋根業者は主に瓦葺きを扱う業者と板金を扱う業者に分かれます。瓦葺きの業者は瓦屋根を専門分野としますし、板金業者はガルバリウム鋼板などを専門分野としています。

実は同じ屋根でも瓦と板金とでは屋根材の特徴はもちろん施工方法や手順もかなり変わってくるため、職人さんはまったく別になり、同じ職人さんが瓦も板金も施工できるということはほぼありません。瓦葺きの業者さんに板金屋根を、逆に板金屋さんに瓦の屋根を依頼した場合、引き受けてくれる業者さんもありますが、施工するのは知り合いの専門業者さんなどが下請けとして入ることになります。

ホームページなどを見ると、扱っているのがどちらの材料なのかがわかりますし、実績や施工事例を見ればどちらの種類の工事を専門としているのかがわかります。屋根の施工は専門性が高く、屋根材の性能と同じくらい施工技術が耐久性にかかわっています。

とはいえ、外壁や雨樋などの付帯工事をまとめて工事したいケースでは、別々の業者に依頼するのも大変ですし、業者同士の連携も取りづらくなるため、まとめて1つの業者に依頼してもいいでしょう。下請け業者に発注するマージンが発生する可能性がありますが、元請け業者がしっかり工程管理を行うことで、結果的に時間効率が良く、スムーズに工事が進むメリットもあります。

材料を保管する倉庫があるか確認する

地元の優良な屋根業者を選ぶポイントのひとつに、倉庫をもっているかで判断することができます。倉庫は仕入れた材料を現場へ入れるまで一時保管したり、余った材料を保管しておくために使います。倉庫がないということは、材料の仕入れや管理を下請けに任せている可能性があります。屋根の工事は屋根材を仕入れて使いますので、保管する場所が必要です。

大手の屋根工事業者であれば、現場の施工や材料調達が下請け業者さんに任せている前提ですが、地元の屋根業者の強みは、大手の屋根工事業者と比べて自社で施工できる範囲が広く、余計な利益を取る必要がないため見積金額もおさえられるという点です。加えて、材料の品質や管理にも目が届くというメリットもあります。材料の仕入れ、管理、施工を一貫して行い、責任を持っているのであれば、材料を保管するための倉庫が必要になります。もちろん青空保管ではなくちゃんとした屋根付きで盗難などの防犯もできるようになっていないといけません。

契約や施工の管理だけの業務を取り扱っている業者だと、現場に目が届かず、中間や下請けの業者さんを多く挟むため地元の屋根業者のメリットが生かせず、マージンも増え、お客さんと担当者、さらに現場へのコミュニケーションが薄くなる可能性があるので要注意です。

飛び込み営業・訪問販売で依頼しない

消費者センターなどに寄せられる詐欺的な案件の中で、飛び込み営業がきっかけで契約や支払いをしてしまったというケースが多くなっています。これは屋根の工事に関することだけではなく、訪問販売全体に対していえるようです。訪問販売をしている会社の中には、お客様の不安をあおり契約しようとする悪質な業者が残念ながら存在するからです。

訪問販売や飛び込み営業をするということは、今まで関わったお客様からのリピートや信頼がまだ少なく、仕事がなくて困っているということでもあります。また、広告宣伝にかける費用も捻出できず、飛び込みで新規のお客様を探すしかないということです。つまり財務状態が良いとは言えない会社である可能性があります。

財務状態が悪い場合、もし契約して一部の支払いを済ましたとしても、必要な材料を仕入れることができなかったり、最悪のケースだと工事の途中で倒産という事態もないとはいえません。

まとめ

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屋根工事は大手と地元企業のどちらに頼むべきか。それぞれのメリット・デメリットの解説と、地元の優良な屋根業者の見つけ方について述べてきました。

大まかに言ってしまうと、大手の屋根工事業者は費用は割高ですが信頼性は担保できます。

地元の屋根業者は費用をおさえ割安にすることができますが、なかには悪質な業者が混じっていることがあります。

大手の屋根工事業者に依頼するのが向いているのは、予算に余裕があり、反対に時間に余裕がなく会社の名前で安心感を得たいという方になるかもしれません。地元の屋根業者に依頼するのが向いている人は、少しでも費用をおさえ、多少手間でも信頼できる業者を探したい方、ということになりそうです。そういう意味でいえば、今この記事をここまで読んでこられた方であれば地元の屋根業者のほうが向いているかもしれません。

どちらにしても双方に依頼して見積もりを取り、比較検討してから判断することをおススメします。

髙橋 直浩

株式会社 高橋ブリキ工房
代表取締役社長

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