高橋ブリキ工房のコラムでは、色々な記事で「屋根工事を依頼する際は必ず相見積もりをとりましょう」と呼びかけてきました。極端に相場とかけ離れた見積もりを出してくるような悪徳業者を除外するためでもありますが、優良な業者同士でも見積書を比較することで、どの項目に価格差が生じているのかがわかってきます。
そもそも、見積金額は業者によってバラバラになるケースの方が多いです。この価格差の理由を把握して、しっかりと比較することが、自分に合った業者・施工内容を選ぶためには非常に大切なポイントになってきます。
本記事では、相見積もりを比較する際のコツを解説していきます。
目次
なぜ業者によって相見積もりの金額が違うのか?
業者によって見積金額に差が生じる理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、業者ごとの経費の差です。
例えば、仕事を得るまでの広告費や営業費は業者によって異なります。スタッフの時給など人件費も様々です。また、同じ材料でも仕入先や入手ルートが違えば価格も変わってきます。こういった経費を施工費や材料費に上乗せして見積金額が提示されるため、業者によって価格差が生まれるわけです。
2つ目は、施工内容の差です。
皆さんが屋根工事を業者に相談する場合、「〇〇という材料を、〇〇という工法で、〇〇人で行う場合の見積もりをください。」という相談の仕方はしませんよね?多くの方は、「屋根の塗り直しをして欲しい。」や「屋根が古くなってきたのでチェック・メンテナンスして欲しい。」といった相談から始まって、業者との打ち合わせを通して、「おしゃれな屋根材にしたい」「耐久性の高い塗料がいい」などの希望を伝えていくと思います。
皆さんのオーダーに対して、それぞれの業者が自分たちなりのベストな工法・建材を導き出して見積書を作成します。ここに価格差が発生します。
前者(業者ごとの経費)については、ある程度企業努力で抑えられる部分もあるかもしれませんが、人件費・物価ともに高騰している昨今ではコストカットにも限界があります。また、無理な値引きは必ず建材の質や職人の人数など別の部分で調整されることになるため、結果的に不適切な屋根工事をされてしまう危険性があります。このような無理な値引きで安い見積もりを提出してくる業者は、そもそも優良な業者とは言えません。
皆さんにしっかり比較検討していただきたいのは、後者(施工内容の差)です。
優良な業者であれば、お客様のオーダーに対して、しっかりと考えてベストな施工内容を提案しているはずですから、見積書の金額に対して理由や根拠をしっかりと説明することができます。気になることは遠慮なく質問して、業者の考え方や施工内容を聞いた上で、金額に納得できるか判断することが大切です。
ちなみに、見積もりを依頼する手順や注意点、業者選びのポイントは以下の記事でも紹介しています。
【コラム】
その見積もりは適正?屋根工事の見積もりについて専門店が徹底解説。
本記事では、もう少し具体的な部分に踏み込んで、「相見積もりを依頼する際のポイント」や「価格差が生じやすい見積もり項目」、さらに「見積書だけでは見えてこないリスク」について解説していきます。
相見積もりを依頼する際のポイント
同じ内容の相見積もりとは?
まず当たり前のことですが、同じ内容の見積もりでなければ比較することはできません。では、「同じ内容」とは、どういったことなのでしょうか?
もちろん、全く同じ項目が並んだ見積書を並べて比較すれば、単純に各項目の金額を比較すれば違いは一目瞭然です。しかし、屋根工事の見積書には決まった様式はありませんし、内容の細かさも業者によって異なります。
(※あまりにも大雑把な内容の見積書は論外ですが、ここでは一定の水準は満たしている見積書を前提とします。)
ここでいう「同じ内容」とは、「同じ条件を伝えた上で提出された見積書」ということです。
例えば、業者Aには「屋根の修理をして欲しい」とだけ伝えたのに、業者B には「屋根の修理のついでに雨樋も直して欲しい」と伝えたとします。当然、価格差が生まれます。
また、工事対象が「屋根の塗り替え」で同じだとしても、各業者との打ち合わせの中で異なる要望を伝えている場合は見積もりの内容が変わってきます。例えば、業者Aとの打ち合わせでは「明るい色の塗料をほしい」と伝え、業者Bとの打ち合わせでは「長持ちする塗料を使ってほしい」と伝えたとします。この場合も、お客様が希望する条件が異なるので、見積書の金額は異なります。
業者との話の流れで異なる内容を伝えてしまうことはよくあるケースですが、これをやってしまうと見積書を比較することができなくなってしまいます。各業者に「同じ条件」で見積もってもらった上で、業者ごとの提案内容を比較しましょう。
他社の見積もりを見せるのはOK?
「だったら業者Aからもらった見積書を業者Bに見せて、同じ内容で見積もって貰えばいいんじゃない?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これはお勧めしません。
まずお客様のモラルを疑われる可能性があります。業者Aの見積書を見せられた業者Bは「自社の見積書も同様に別業者に見せられるんじゃないか。」と考えるのは当然のことです。自社の見積書に含まれる人件費・材料費、場合によってはノウハウまで他社に見られてしまうリスクがある中で、詳細な見積もりを提示することは相当の抵抗感を生みます。結果的に、お客様にとってベストな提案をすることが難しくなり、場合によっては遠回しにお断りすることもあるかもしれません。
また、業者によっては快く業者Aの見積もりを確認した上で見積もりを提示するところもあるでしょう。それだけでなく、自ら「お客様が他社でもらった見積書を見せていただいたら、うちではもっと安く施工させていただきますよ!」と持ちかけてくる業者もいるかもしれません。お得感ありますよね?
でもちょっと待ってください。自社で考えることもせず、ただ言われるがままに同じ工事を安く見積もって仕事を取ろうとする。そんな業者を信頼できますか?
本記事の序盤でも述べましたが、無理な値引きは必ずどこかに皺寄せが出ます。想定より安価な材料を使うかもしれません。工期を短縮するために工程が雑になるかもしれません。工事の途中で採算が合わなくなり、色々理由をつけて費用の上乗せを交渉してくる業者もいるかもしれません。
そもそも、正攻法ではない方法で契約を取ろうとする業者は、それだけ仕事に困っている可能性が高いです。最悪の場合、工事の途中で業者が倒産する危険もあります。
相見積もりとは、言い換えれば業者同士の市場競争です。「健全な競争で適正な相場が形成されなければ、真にお客様にとってベストな選択肢は生まれない。」ということはどんな業界でも同じです。
どこまで価格交渉すべき?
価格交渉…いわゆる値引き交渉にも注意が必要です。とはいえ、前項の他社の見積書を見せる行為とは異なり、価格交渉自体は行っても大丈夫です。
「複数の業者に相見積もりをお願いしてます。」と伝えれば、各業者は他社に負けないように費用を抑える工夫をしますし、より一層丁寧な説明をしてくれる可能性が高まります。他社の見積書自体を見せるのではなく、「他社がトータル〇〇円くらいの見積もりを出してきてるんですが、御社に依頼したいので同じくらいの金額になりませんか?」と交渉するのは全く問題ないでしょう。
注意したいのは、過度な価格交渉を行ってしまうことです。
前項でも述べましたが、値段を下げることは別の部分を削ることにつながります。お客様の要望が満たせる範囲で、贅沢な部分を削って希望価格に近づけていく工夫はOKです。しかし、一定の値引き範囲を超えてくると、お客様の要望が叶えられないレベルまで部材のグレードを下げたり、工程を省く必要が出てきます。結果的に、施工後の耐用年数が短くなったり、早い段階でトラブルが発生するリスクが高まってしまいます。
加減が難しいところではありますが、業者に頑張らせる価格交渉までに止め、業者に無理をさせる価格交渉は避けた方が賢明と言えるでしょう。
価格が高い業者にも理由を聞こう
いざ、各業者からの見積書が揃って比較をしていく際には、やはり金額が安い見積書に目が行きがちです。しっかり同じ条件で見積りを依頼し、苦労して集めた見積書ですし、安い業者に依頼したくなる気持ちは解ります。
ただ、ここでもう少しだけ粘ってみてほしいのです。
繰り返しになりますが、各業者はお客様との打ち合わせを受けて、自分たちの経験や工夫によってお客様にベストの提案を行います。どんな工法で、どの部材で、どれくらいの工期・人数でなど、各業者が選択した結果が金額に表れます。つまり、高いことにも、安いことにも理由があります。
ぜひ、各業者に安い理由・高い理由を確認してみてください。とくに、相見積もりだと分かっていながら高い価格を出してきている場合、お客様にとって非常に大切な部分を妥協せずに提案してきている可能性があります。
本来の目的である、「大切なお家の屋根を直すこと」に真摯に向き合ってくれている業者と契約するためにも、できる限り「曖昧な安さ」に飛び付かずに、落ち着いて丁寧に見極めることが大切です。
地元業者に極端な悪徳業者はいない
近年、ニュースやSNSで悪徳業者に関する注意喚起をよく見かけるようになりました。確かに、屋根工事が悪徳業者の標的になりやすいのは事実です。下からは見えにくく、工事後の状況も気軽には確認できない屋根は詐欺や手抜きをしやすい案件と言えます。
見積書を見た時に、「こんなに高い見積もりを提示してくるなんて、悪徳業者かも!?」と思うこともあるかもしれませんが、現実問題として地元業者が極端な悪徳業者であることは極々稀です。
ここでいう地元業者とは、その地で長年事業を営み、地域密着型のスタイルで工事を受けてきている業者のことです。基本的に悪徳業者はその手口が常習化していて、似たやり口で顧客を騙します。仮に10年間地元で事業を営んできた業者が、そんな手口を繰り返していたとします。1年も経たずに、悪い噂が広まりその地域で商売はできなくなるはずです。悪徳業者は色々な地域を点々として、1箇所にとどまることはまずありません。
地元で何年も事業を営んでいるということは、技術や対応の質に差はあったとしても、一定以上の顧客満足度を提供し、信頼を得ているという証明です。また、地域の環境特性も十分に把握していて、大手よりもお客様目線で最適な提案をしてくれるケースが多いことも地元業者のメリットです。
価格差が生じやすい見積もり項目
では、見積書を比較する際に価格差が生じやすい項目をチェックしていきましょう。
各業者によって考え方やノウハウは異なりますので、全てを網羅することは困難ですが、ここでは代表的なものを例として紹介します。悪徳業者を見極める用途にも使えますが、優良業者同士でも差が出やすい項目を集めました。
もちろん、事前に打ち合わせで全ての詳細を詰めた上でバシっと見積もりを提示できれば分かりやすいのですが、屋根工事は選択肢が無数にあるため、ある程度業者側の判断も含めた仮見積もりとして提案してから各項目を調整していくことが多くなります。
施工面積
一口に屋根工事と言っても、施工範囲は様々です。屋根全体を施工する必要がある工事もあれば、一部だけで事足りる工事もあります。つまり、施工面積とは「屋根の面積ー施工の必要がない面積」です。
まず、悪徳業者の場合は、この「施工の必要がない面積」を正しく計測せず、実際より施工面積を広く見積もって金額を釣り上げます。
ただし、優良業者であっても現状の経年劣化の具合や、今後起こり得るリスクをどう判断するかによって、施工面積に差が出る場合があります。
このような判断基準について説明を聞いた上で、お客様の予算や今後のライフプランに合わせて最適な提案を採用するのがいいでしょう。
塗料・建材
塗料や屋根材などの建材は、実に様々な種類・グレードがあります。コスト重視なものや、耐久性重視なもの、遮熱性・エコ・デザインなどお客様のご要望を伺って業者がベストな提案をします。業者の腕の見せ所と言える項目です。
悪徳業者の場合は、お客様の要望に対して過度にグレードの高い建材を使用するなどして利益を上げようとします。最悪の場合、見積書には高いグレードの建材を記載し、実際は下のランクを使っていることすらあり得ます。
ただし、優良業者でも少し高いグレードの建材をお勧めすることがあります。例を挙げると「お客様宅の立地は海に近く塩害の影響を受けやすいため、通常よりも耐久性の高い塗料を採用させていただきたい。」といった業者のノウハウを活かしたケースがあります。
施工箇所
屋根工事を行う際、雨樋や軒天井など付帯部の工事を一緒に行うことは多くあります。お客様がある程度屋根工事に詳しい方だと、最初の相談時に合わせてご相談いただくこともありますが、多くのケースで業者が現地調査を行った際に判断することになります。
悪徳業者の場合は、この辺りの付帯部に関して見積もりに記載せず金額を下げておいて、後からお客様に聞かれた時に「別料金です。」といった追加費用の交渉をします。
優良業者の場合は、見積もり段階で付帯部の工事が必要なことを伝え、工事費用を明示します。また、この付帯部の工法や建材についても業者によって判断が異なるため、価格差が生じやすい項目と言えます。
作業工程
例えば塗装をするときに「下塗り・中塗り・上塗り」と3段階の工程があったとします。丁寧な見積書であれば、この工程も細かく記載されています。他にも「基礎工事・解体工事・葺き替え工事」といった工程がある場合、丁寧な見積書であれば、以下のようなイメージです。
工事内容 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 |
【基礎工事】 | ||||
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
【解体工事】 | ||||
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
【葺き替え工事】 | ||||
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
〇〇〇〇〇〇 | XXXXX | XXXXX | XXXXX | XXXXX |
悪徳業者だと、全て一括の金額か、【基礎工事】【解体工事】【葺き替え工事】各1式の金額しか記載していないことがあります。要するに、各工程の細かい作業を削って金額を下げている可能性があります。(塗装の場合、下塗りを省略する、など。)
優良業者でもお客様の見やすさに配慮してある程度シンプルな表記にしていることもありますが、質問すれば明確な答えが返ってくるはずです。気になる部分は遠慮なく質問してみましょう。
作業人数・日数
基本的に屋根工事の人件費は「(A)作業人数×(B)1人あたりの日当×(C)日数」で計算します。必然的に、人数が増えれば日数は短くなる可能性がありますが、1日あたりの人件費は上がります。逆に、人数が少なければ1日あたりの人件費は下がりますが、日数が長くなります。もちろん過剰に人員をつぎ込んでも効率の良い作業に繋がりません。お客様のご都合によって完了期限も変わってくるため、業者は最もコスパのいい最適な人員・日数を計算します。
悪徳業者の場合、工事内容がほとんど変わらないにも関わらず他社よりも異常に作業人数や日数を長く見積もってきます。梅雨や寒気など、気象系の理由がある場合もありますが、それも優良業者であれば判断に入れて見積もってきますので、基本的には似た金額に収まるはずです。
ただし、優良業者同士であっても、前述の施工面積や施工箇所・工法などが業者によって異なる場合は、必要となる人数も変わってきますので、そこは加味して判断しましょう。
施工作業以外の費用
屋根工事には足場代や古い屋根材の廃棄にかかる費用が発生します。これらは主に施工前後に行われる業務です。
悪徳業者の場合、これらの作業を見積書には記載せず、あとで別途費用請求してくることがあります。
優良業者の場合、施工箇所の項目と同様に見積書に明示して事前に説明をするはずです。この足場を組む範囲や古い屋根材の廃棄方法が業者によって異なるケースがあるため、価格差が生まれるケースがあります。
見積書だけでは見えてこないリスク
ここまでは、見積書を見ながら比較する際のコツを説明してきました。最後に、見積書からは読み取れない注意点とその対策方法について解説していきます。
元請けの安い見積もりには要注意!
ハウスメーカーや比較的大きな工務店でよくあるケースですが、受注した工事を下請け業者に施工させることがあります。これ自体は珍しいことではなく、悪いことでもありません。
しかし、こういった大手企業の見積もりが地元業者よりも安い場合があります。
どの業界でも同じですが、仕入れや工事に関わる業者が多いほど中間マージンは増加します。にも関わらず、元請けが出す見積もりが安いということは、下請け業者に過剰な値引きを強いている可能性が高いと言えます。
大切なことなので繰り返しになりますが、無理な値引きは必ず別の場所に皺寄せが出ます。もちろん、買い叩かれても真摯に施工作業に取り組む下請け業者がほとんどです。しかし、低い予算で割ける人員には限界がありますし、使える屋根材や工法も予算に合わせて元請けが指定してきた内容に従うことが原則です。たとえ下請け業者が「将来のことを考えたら、こっちの屋根材を使ったほうがいいですよ。」と提案しても、元請けが「ノー。」と言えば施工できません。ハッキリ言って、現場や屋根自体の知識は元請け業者よりも下請け業者の方が優れていることも多々あります。少し値段が上がったとしても、長い目で見たらもっともっと適切な選択肢があったにも関わらず、その選択肢を検討することができなくなるケースがあるのです。
もちろん、大手にも知識や経験が豊富な方もいらっしゃいます。ただ、見積書では見えない部分にも、このようなリスクがあることをご理解いただき、ぜひ地元業者も相見積もりを加えていただくことをお勧めします。
人を見る目も大切
屋根のメンテナンスは定期的にやってきます。雨漏りなどの急を要するトラブルも含め、屋根工事業者とは初回の工事以降も長いお付き合いになることが多いと言えます。窓口になってくれる人が頼りないと、いくら見積りが適切でも継続的に依頼することに迷いが生まれます。見積書を比較していく過程で、業者や窓口担当者の人柄にも目を向けましょう。
小規模な地元業者であれば、代表者かそれなりに責任のある立場の人が窓口になるはずですので、信頼できる相手であれば長期的にお家のことを安心して相談できます。
【信頼できる人のポイント】
- 依頼主の話をしっかり聞いて理解してくれるか
- 説明内容がわかりやすく、丁寧か
- 依頼主の不安や要望に対し臨機応変に対応してくれるか
- 会社や上司との報連相がしっかりできているか
- より良い提案を心掛けてくれているか
5については、場合によってはお客様の意見と異なる提案になるケースもあるでしょう。そんなときに提案内容の理由や根拠を丁寧に説明できるなら、非常に優秀な人だと思います。お客様自身が、話していて苦痛を感じないかも含めて相手を見極めることが大切です。
まとめ:金額は大切、でもその理由がもっと大切
屋根工事を依頼する際の、相見積もりを比較するコツや業者によって金額が異なる理由について解説してきました。確かに工事にかかる費用は死活問題で、非常に大切な要素ではあります。ただ、その金額が提示されている理由・根拠が曖昧なまま大切なお家を任せないでください。
数十年後の未来に、お客様やご家族が幸せに暮らせるお家であり続けるために、最適な施工内容を納得できる金額で提案できる業者と契約しましょう。